遺品整理と気の持ちよう

遺品整理とは、故人の持ち物を扱うものでありますので、行う側も大変気を使う物であります。

特に、故人が思い入れをもって取り扱っていたものは気を使います。

故人を火葬する際に、お櫃に入れる事もできますが、もしも、お櫃に入れられない物だったりした場合は、形見として残しておくか処分するしかありません。

この時に、故人と故人の持ち物を混同してしまう人がいますが、物はあくまで物であります。

故人の形見を無くしてしまい、二度故人を亡くしてしまった様な気になってしまい、精神的に病んでしまった人を知っていますが、故人はその様な事を望んでいないはずです。

遺品整理は残された人間のために行う事でありますので、形見として傍らにおいておく事もあっさり処分するのも、残された人間が決めれば良いのです。

取りようによっては薄情な言葉に聞こえるかもしれませんが、死人は泣きもしないし笑いもしません。

ある言葉に、「例え母が死んだとしても、私は今日を生き明日は笑うだろう」というものもあります。

故人を悲しむのは良いですが、残された人間は生きていくしかありませんので、センチメンタルに流されてしまわずに、しっかりと今日を生きましょう。